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最新!無添加キャットフードおすすめランキング【ペットフードアドバイザー監修】

無添加キャットフードの選び方
ペットフードアドバイザー吉本

キャットフード「無添加」は何がいいの?
「無添加」ならどれでも同じ?
そんな疑問を持たれた方に、キャットフードに使用される添加物と「無添加のキャットフード」の選び方について解説していきます。

目次

無添加キャットフードの選び方

そもそも無添加ってどういう意味?

キャットフードの中には「人工着色料」や「香料」「酸化防止剤」などの添加物を使用していることがあります。必ずしも全ての添加物が猫の健康を害するわけではなく、食品添加物として認められているものもあります。

しかし、中には本来使用する必要のない添加物や、自然由来の材料で代替えのきく人工添加物が使われていることもあることを知ることで、キャットフードを選ぶ際のひとつの目安にもなります。

キャットフード

人工着色料の無添加

着色料は見た目を美味しそうに見せるために使われています。

そもそも猫は色で食べ物を判断しません。

着色は飼い主さんへのアピールでしかなく、本来不要なものです。

キャットフードに使用されている合成着色料は基本的に赤色系、青色系、黄色系の三種類があります。

中でもアメリカやカナダ、ヨーロッパなどでは使用が禁止されている「赤色102号」、日本以外の国々では完全に使用禁止になっている「赤色106号」については特に注意が必要です。

青色の「青色1号」「青色2号」についても、アレルギー反応を起こしやすくするという報告があり、黄色の「黄色4号」「黄色5号」でも、アレルギー反応、発がん性、ぜんそくなど様々なリスクを高める可能性があります。

着色料は人間用の食品にも使用されているので安全だと思いがちですが、からだの大きさが違いますし、毎日食べ続けることを考えると不安材料でしかありません。

発色剤(亜硝酸ナトリウム)の無添加

「亜硝酸ナトリウム」こちらも色にまつわる添加物ですが、主に肉などの食材が本来持っている色を安定させるために用いられる添加物です。肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化しますので、必ずといっていいほど肉を使用するキャットフードでは危険な添加物です。

人工香料の無添加

猫が食べてるフードの匂いを人間が嗅いだときに、「変な匂い」「うわっ臭い」と思わず顔を背けてしまうこともあるように、人が好む匂いと猫が好むフードの匂いは違っていることがほとんどです。

「食いつきをよくするために人工香料を使用する」と言いますが、使用していないフードを食べるならその方がよいのではないでしょうか。

ペットフードアドバイザー吉本

我が家でも人工香料無添加フードを与えていますが、猫は気に入って食べていますよ

香料自体を自社工場で作っているキャットフード製造会社は少ないそうなので、その香料の中身も気になりますね。「香料」とだけ書かれていたらその中身を知ることはできませんから。

自然由来の酸化防止剤

猫は元来肉食なので、キャットフードにも肉が占める割合が高く、自然と脂質も多くなります。

脂質は酸化が早く保存している間に風味が失われてしまいます。酸化したフードを猫は食べなくなりますし、食べたとしても悪玉コレステロールが増加し発がん性が高くなります。

そこで必要になるのが、酸化防止剤です。

キャットフードに使用される可能性がある酸化防止剤で注意が必要なものは「エトキシキン」「BHA(ブチルヒドロキシアニソール)」「BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)」「没食子酸(もっしょくしさん)プロピル」です。

エトキシキンは人間用の食品には認められていない人工添加物です。継続して与え続けることによる腎臓の機能などに影響が出ることが示唆されている物質です。

人間がダメなものは猫もダメですよね。

BHA(ブチルヒドロキシアニソールは人間の食品への使用が認められている添加物です。

ラット実験では発がん性が認められたということで心配ではありますが、人間や猫についてはそういった事例はないそうです。

日本国内で販売されるキャットフードについては、ペットフード安全法にてBHAの使用量制限が定められているので、基準を超えて使用されている可能性はないでしょう。

BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)もBHA同様、食品添加物としても認可されていますので、少々食べても健康被害はないかもしれませんが、猫は性質上同じお気に入りのフードを長年食べ続けることが多いので、長い間の蓄積も気になります。

没食子酸プロピルは、人用としてバターやマーガリンなどの油脂の酸化を防ぐためにも使われています。

「用量により毒性が高くなる」と言われていますが、ペットフード安全法では使用用量の上限が決められていない添加物です(人の場合は体重1kgに対して1.4㎎までなら問題ないとされています)。

ペットフードアドバイザー吉本

人工添加物に抵抗がある方は自然由来の酸化防止効果のある原材料を使用したフードを選ぶとよいでしょう。

無添加キャットフードベスト5

ペットフードアドバイザー吉本

私が選んだ無添加キャットフードについて詳しく紹介します

GRANDS グランツ<チキン&サーモン>

グランツ

●グランツの基本情報

商品名GRANDS( グランツ)
対象年齢全年齢
価格2,000円
(初回980円)
生産国フランス
主原料鶏肉、サーモン
人工添加物不使用
グレインフリー対応

グランツの特長

グランツはグレインフリー、良質なお肉が7割以上を占める原材料で作られています。

ペットフードに厳しいヨーロッパ基準で作られているので添加物についても心配いりません。

味や香りも原材料本来のもので、人工的に香り付けや味付けを行っていません。

定期便初回980円でお試しできるのもうれしいですね。

ジャガーキャットフード

ジャガー

●ジャガーキャットフード基本情報

商品名ジャガーキャットフード
対象年齢全年齢
価格通常価格  4,708円
定期コース 4,237円
生産国イギリス
カロリー383kcal/100g
主原料生チキン、生鴨肉、サーモン、マス
人工添加物不使用
グレインフリー対応

ジャガーキャットフード特長

ジャガーキャットフードは、材料の80%は動物性原材料(生肉使用)で作られているという、上質なたんぱく質を必要とする活発な猫にぴったりなフードです。

穀物不使用(グレインフリー)、着色料、香料無添加など、安全面にも配慮されています。

全年齢対象なので、子猫から慣らすことができますし、多頭飼いで年齢幅がある場合もフードは1種類でいいのは助かりますね。

モグニャン

モグニャン

●モグニャンの基本情報

商品名モグニャン
対象年齢全年齢
価格通常価格 4,580円~
定期コース 4,534円~
生産国イギリス
カロリー383kcal/100g
主原料白身魚
人工添加物不使用
グレインフリー対応

モグニャン特長

白身魚を65%も使った高たんぱくフード「モグニャン」。

その白身魚もヒューマングレードの材料を使っているというから安心できますよね。開封した際にはふんわりとお魚の香ばしい香りがします。

お魚派の猫ちゃんにぜひ!

カナガン

●カナガンキャットフード基本情報

商品名カナガンキャットフード
対象年齢全年齢
価格通常価格  5,456円
定期コース 4,708円
生産国イギリス
カロリー405kcal/100g
主原料鶏肉
人工添加物不使用
グレインフリー対応

カナガンキャットフード特長

カナガンキャットフードは、動物性原料が7割を占めています。しかもヒューマングレードの食品工場から仕入れた肉を使用しているので、猫の食いつきは抜群です。

余計な添加物が入っておらず、グレインフリーなので安心して食べさせることができるフードです。

「においがキツイ」かもしれませんが、それは香料を使っていないためであり、動物性原料の匂いなので猫にとっては何の問題もありません。

犬猫生活

犬猫生活

●犬猫生活キャットフード基本情報

商品名犬猫生活キャットフード
対象年齢成猫
価格通常価格  5,258円
生産国日本
カロリー405kcal/100g
主原料鶏肉、牛肉、旬の魚
人工添加物不使用
グレインフリー対応

犬猫生活キャットフード特長

犬猫生活キャットフードは「美味しさ」も「栄養バランス」も叶えてくれて、しかも無添加。

原材料にはすべて産地を公開していて、国産の原料を中心に厳選された原料だけを使用しています。

グレインフリー(穀類不使用)だけではなく、グルテンもフリーです。

合成着色料、合成香料、オイルコーティング、化学調味料、合成保存料、合成防腐剤、防カビ剤不使用です。

キャットフードになぜ人工添加物を使う?

キャットフードになぜ人工添加物を使うかというと、一番の理由はコスト削減です。

自然由来の成分は抽出する手間や時間がかかり製品価格も高くなってしまいます。

人工香料を使わず「匂い」を何とかしたいと考えたら原材料や製法にこだわる必要も出てきますが、やはり製造コストは高くなり価格も高くなります。

それなら簡単にごまかせる方法で…となりがちです。

色に関しては完全に人間に対してのものなので、そのフード会社が猫と人間どちらに向いているのかということにもなってきますね。

ペットフードアドバイザー吉本

キャットフードの添加物について気になる方は上記を参考にパッケージ裏面の成分表をもう一度確認してみてください。

キャットフードの「無添加」表記について

キャットフードに表記される「無添加」に特にきまりはなく、「香料・着色料不使用」も「着色料・発色剤不使用」も「香料・着色料・酸化防止剤不使用」も「無添加」とパッケージに大きく表記されています。

「無添加」は体に悪いものは一切使われていませんという言葉ではないのです。

猫に安心安全なキャットフードを食べさせたいのであれば、やはり飼い主の知識も必要になります。

例えば国産無添加キャットフードとして知られる「ねこひかり」ですが、無香料無着色である以外に以下の材料は使っていないとも言っています。

ペットフードアドバイザー吉本

添加物以外の原材料や成分にも目を向けましょう

無添加キャットフード一覧【ドライ】

スクロールできます
商品名パッケージテイスト内容量価格(税込)添加物特長
GRANDS (グランツ) プレミアムキャットフードグランツ チキン&サーモン味 500g 通常価格 2,000円
定期初回限定980円
送料無料
人工添加物(保存料、着色料、香料)不使用高タンパク質、低糖質レシピ。フードローテーションがしやすい
モグニャンキャットフードモグニャン白身魚1.5㎏通常価格 5038円
通販限定20%offあり 
香料・着色料不使用ヒューマングレードの白身魚たっぷり
ピュリナワン グレインフリー ピュリナワングレインフリーチキン1.6kgAmazon価格 2100円香料・着色料・酸化防止剤不使用新鮮なお肉やお魚が主原料。優れた動物性たんぱく質源で高い嗜好性
犬猫生活 キャットフードオールステージ犬猫生活金沢港朝採れ魚味1.5㎏通常価格  5,258円合成香料、合成着色料、合成保存料不使用金沢港で獲れる旬のお魚や鶏肉・牛肉・鶏レバーの4種の生肉が主原料
ジャガージャガー1.5㎏通常価格  4,708円
定期コース 4,237円
香料・着色料不使用人間も食べられるヒューマングレード食材を使用した、安心・安全レシピ
ねこひかりnekohikariチキン500g通常価格 2480円
定期コース 1980円
香料・着色料不使用厳選国産材料。遺伝子組み換え材料不使用
アランズナチュラルキャット アランズナチュラルチキン&ターキー1.5㎏通常価格  5,456円
定期コース 4910円
香料・着色料不使用不要なものは徹底的に省き厳選素材で作られている
カナガンデンタルキャットフード カナガンデンタルターキー1.5㎏通常価格  5852円
定期コース 5266円
香料・着色料不使用特許取得海藻成分配合で愛猫の輝きをサポート

無添加キャットフード一覧【ウェット】

スクロールできます
商品名パッケージテイスト内容量価格(参考)添加物特長
HAPPY CAT (ハッピーキャット)ミートinソース (避妊去勢)ハッピーキャットアトランティックサーモンパウチ85g363円化学合成保存料、香料、着色料不使用たっぷりソースに肉や魚がごろっと入っている。 主食として与えられる
無一物 パウチ無一物かつお50g98円~食品添加物・飼料添加物不使用原材料は、素材と天然水だけ。安心安全の国産品キャットフード
何も入れないさばだけのたまの伝説たまの伝説さばさば35g 107円~無添加
(入っているのは、新鮮なさばとビタミンEのみ)
素材の良さをそのまま生かし余計なものは何も入れない安心な国産パウチ。
カルカン パウチ やわらかパテ キャットフードカルカンパテ味わいとりささみ70g82円~着色料不使用・発色剤不使用1歳以上の猫に必要な全ての栄養素をバランスよく配合した総合栄養食
モンプチ プチグルメ パウチモンプチグルメあらほぐしツナ50g96円~合成着色料、香料無添加健康を考えた美味しい総合栄養食。フレークサイズが食べやすい

無添加キャットフード【まとめ】

無添加キャットフードが増えています。

飼い主さんの意識が高くなってきているのと、メーカーもそれに応えて安全安心な商品づくりを心がけてくれているということだと思います。

人間は自分で食べる物を選ぶことができますが、飼い猫は与えられた物しか食べられません

健康で長生きしてもらうために、毎日のごはんに気を遣うのは、人間の役目ですよね。

よい素材、手間のかかる製法で作られたものはどうしても、価格が高めになってしまいますが、猫が病気になると、診察費や治療代がもっとかかってしまうかもしれません。

何より、そんな愛猫ちゃんを見ているのは辛いはず。

キャットフードを選ぶ時、無添加についても考えて購入していただけたらと思います。

ペットフードアドバイザー吉本

このサイトがみなさんの家族である猫ちゃんの健康に役立ってくれたらうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

吉本順一(ペットフードアドバイザー1級取得)

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