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ねこ元気の評価や口コミが厳しい!?激安キャットフードの安全性を徹底調査

 

ユニ・チャームが発売しているキャットフード「ねこ元気」。
国内メーカーの商品だし、安心、安全なキャットフードなんじゃないの?

と思っていたら、まさかの辛口評価を見つけてしまいました。

そこで

ねこ元気の「口コミ」「原材料の安全性」「成分」について詳細を調べてみました。

このサイトの独自評価もありますので参考にしていただけたらと思います。

ペットフードアドバイザーからひと言
ユニ・チャームは「ねこ元気」のほかにも「銀のスプーン」「オールウェル」などのシリーズも製造販売している企業です。
何れも手軽に購入できる価格帯なので、その内容も気になるところです。

ねこ元気 にはたくさんのフレーバーがありますが、このサイトでは「お魚ミックス」について取り上げました。

ねこ元気「お魚ミックス まぐろ・かつお・白身魚入り」基本データ

商品名ねこ元気 お魚ミックス (まぐろ・かつお・白身魚入り)
種類総合栄養食
販売会社ユニ・チャーム
主原料穀類
原産国日本
対象年齢全ての年齢に対応
粒の大きさ小粒(丸、四角、魚形)
エネルギー(100gあたり)350kcal/100g
価格(税抜)780円(Amazon)
内容量1kg
コスパ良い
目次

ねこ元気「お魚ミックス」の口コミから評価

ねこ元気「お魚ミックス」のよい口コミ

猫が喜んで食べてくれる。値段も安い。

Amazonユーザーレビューより抜粋

みんなよく食べてくれます。

Amazonユーザーレビューより抜粋

うちの猫たちはこちらのご飯が大好きです。量も多くて大満足してます!

Amazonユーザーレビューより抜粋

ねこ元気「お魚ミックス」の悪い口コミ

食べたら吐くの繰り返しです。食べたもの全部、吐きます。他メーカーのものは吐きません。

Amazonユーザーレビューより抜粋

太る、尿結石ができるといいことがなに一つありませんでした。

Amazonユーザーレビューより抜粋

口コミから評価

値段が安くて助かるという口コミが多かったです。
逆に「食べてくれない」や極端な口コミで「吐いてしまう」などの低評価口コミもわずかでしたがありました。

ねこ元気の口コミ評価
★★★☆☆(3)

口コミだけで評価したら
ねこ元気は美味しいキャットフードである
と言えます。

では次に原材料の安全性から評価していきましょう

ねこ元気の原材料と成分から評価

ねこ元気「お魚ミックス」原材料

ねこ元気原材料

ねこ元気の主な原材料は穀類となっています。
その中身もトウモロコシ、小麦、パン粉です。
トウモロコシや小麦は消化によくないうえに、アレルギーのリスクもあります。

着色料がたくさん使われています。

もちろん、基準値の範囲以内の使用なので、すぐに健康被害が出るとかではありませんが、外国では使用禁止になっている着色料も含まれることを考えると、長期間与えることに不安を感じる飼い主様もいらっしゃるかと思います。

安心材料としては、酸化防止剤にはミックストコフェロール、ハーブエキスを使っている点ですね。

ミックストコフェロールとは
ミックストコフェロールは天然由来の酸化防止剤で、比較的安全なものです。
合成酸化防止剤よりは効果が劣りますが、開封後は早めに使い切るようにすればよいので、安心できる方がよいですよね。

ねこ元気「お魚ミックス」の保証栄養分

たんぱく質30.0%以上
脂質9.0%以上
粗繊維3.0%以下
灰分9.0%以下
水分10.0%以下

ねこ元気の原材料と成分で評価すると

ねこ元気の原材料・成分での評価
★☆☆☆☆(1)

残念ながら星1つという評価です。

その理由は

お魚ミックスなので、当然、魚が多く使われているだろうと思われがちですが、第一原料は穀類(トウモロコシや小麦)です。しかも、次は肉(ミールやエキス)、魚介類が出てくるのは5番目となっています。

合成着色料については、赤色40号、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号を使用。

特に赤色40号や赤色102号については発がんのリスクが危惧されています。
もちろん、基準値内の使用であればすぐに影響が出るわけではありませんが、キャットフードのように、そのフードだけを長年食べ続けることによる蓄積は怖いと感じます。

そもそも、カラフルな演出をしていても、匂いで判断する猫にとっては無意味です。

やはり購入前に原材料や成分をチェックすることは大切なのではないでしょうか。
飼い主様が納得して愛猫ちゃんたちに与えてあげたいですね。

無添加キャットフード紹介した
コチラのページも是非ご覧ください。

無添加キャットフードの選び方
最新!無添加キャットフードおすすめランキング【ペットフードアドバイザー監修】

ねこ元気の価格から評価

「ねこ元気1㎏」大手通販サイトの価格比較

通販サイトAmazon楽天市場Yahoo!ショッピング
値段780円768円817円
送料無料490円無料
*価格は変動しますので、最新情報は各サイトでご確認ください。

ホームセンターやドラッグストアなどの実店舗から購入しても価格はあまり変わりないと思いますが、大容量の3.5kgやまとめ買いで更に安くなり、ポイントも付く大手通販サイトも使い方次第でお得です。

ねこ元気の価格評価
★★★★☆(4)

価格評価は★4つとしました。
ねこ元気はコスパのよい商品であると言えます。

ねこ元気ドライフード一覧

対象年齢商品名フレーバー・バリエーション
全年齢ねこ元気お魚ミックス
(お魚ミックス まぐろ・かつお・白身魚入り)
お魚とお肉ミックス
(お魚とお肉ミックス まぐろ・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り)
お魚と野菜入りミックス
(お魚と野菜入りミックス まぐろ・かつお・白身魚・緑黄色野菜入り)
全年齢複数ねこ用お魚とお肉のスペシャルブレンド
(まぐろ・かつお・白身魚・チキン入り)
子ねこ(離乳から12ヶ月)健康に育つ子ねこ用お魚とお肉ミックス
成猫肥満が気になる猫用まぐろ・かつお・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り
成猫下部尿路の健康維持用 1歳〜10歳頃までまぐろ・かつお・白身魚入り
成猫毛玉ケアまぐろ・チキン・緑黄色野菜入り
成猫毛玉ケア 肥満が気になる猫用まぐろ・チキン・緑黄色野菜入り
成猫避妊・去勢した猫の体重ケアまぐろ・かつお・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り
シニア腎臓の健康維持用 13歳頃からまぐろ・かつお・白身魚入り
シニア腎臓の健康維持用 15歳頃からまぐろ・かつお・白身魚入り
シニア腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかにまぐろ・かつお・白身魚入り
シニア下部尿路の健康維持用 10歳頃からまぐろ・かつお・白身魚入り

ねこ元気「お魚ミックス」以外の商品について詳しく見ていきましょう。

ねこ元気「お魚とお肉ミックス」

お魚とお肉ミックス まぐろ・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り

原材料

ねこ元気「お魚とお肉ミックス」の特長

  • サクサクおいしい食感のかつおうまみ入り粒と、まぐろのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • おいしさと栄養バランスを考えた総合栄養食
  • 体をつくり、健康を維持するのに欠かせないビタミン・ミネラルをバランス良く調整

ねこ元気「お魚と野菜入りミックス 」

まぐろ・かつお・白身魚・緑黄色野菜入り

原材料

ねこ元気「お魚と野菜入りミックス」の特長

  • サクサクおいしい食感のかつおうまみ入り粒と、まぐろのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • おいしさと栄養バランスを考えた総合栄養食
  • 体をつくり、健康を維持するのに欠かせないビタミン・ミネラルをバランス良く調整

ねこ元気「健康に育つ子ねこ用」

お魚とお肉ミックス

ねこ元気「健康に育つ子ねこ用」原材料

ねこ元気「健康に育つ子ねこ用」特長

  • おいしさと栄養バランスを考えた総合栄養食
  • 12ケ月までの子猫に適した栄養バランス設計
  • 筋肉の発育を考えて高タンパク設計(ねこ元気全成長段階用比 約110%)
  • 骨や歯の発育を考えて高カルシウム設計(ねこ元気全成長段階用比 約115%)
  • ビタミンE強化で健康維持により、免疫力を保ちます(ねこ元気全成長段階用比 約200%)

ねこ元気「肥満が気になる猫用」

まぐろ・かつお・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り

ねこ元気「肥満が気になる猫用」原材料

ねこ元気「肥満が気になる猫用」成分

ねこ元気「肥満が気になる猫用」特長

  • 肥満が気になる愛猫の健康に配慮したカロリー控えめな低脂肪設計
  • サクサク食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • 脂質:ねこ元気全成長段階用比約90%
  • カロリー:ねこ元気全成長段階用比100gあたり約25kcal減

ねこ元気「下部尿路の健康維持用 1歳〜10歳頃まで」

まぐろ・かつお・白身魚入り

ねこ元気「下部尿路の健康維持用」原材料

ねこ元気「下部尿路の健康維持用」成分

ねこ元気「下部尿路の健康維持用」特長

  • 若齢猫に多いストルバイト尿石が、形成されにくいように配慮。
  • 適正な尿pHコントロール:アミノ酸とミネラルのバランスを調整した栄養設計で、尿のpHを弱酸性(設計値pH6.0~6.4)になるようにコントロール

ねこ元気「下部尿路の健康維持用 10歳頃から」

まぐろ・かつお・白身魚入り

ねこ元気「下部尿路の健康維持用 10歳頃から」原材料

ねこ元気「下部尿路の健康維持用 10歳頃から」成分

ねこ元気「下部尿路の健康維持用 10歳頃から」特長

  • 高齢猫に多いシュウ酸カルシウム尿石が、形成されにくいように配慮
  • 適正な尿pHコントロール:アミノ酸とミネラルのバランスを調整した栄養設計で、尿のpHを弱酸性(設計値pH6.2~6.6)になるようにコントロール
  • ねこの下部尿路の健康維持に配慮してマグネシウム量を調整(含有量0.08%:標準値)

ねこ元気「毛玉ケア」

まぐろ・チキン・緑黄色野菜入り

ねこ元気「毛玉ケア」の原材料

ねこ元気「毛玉ケア」の成分

ねこ元気「毛玉ケア」の特長

  • 毛づくろい等で飲み込んでしまった毛の排泄を助けるために、食物繊維を配合
  • サクサクおいしい食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ

ねこ元気「毛玉ケア肥満が気になる猫用」

まぐろ・チキン・緑黄色野菜入り

ねこ元気「毛玉ケア肥満が気になる猫用」原材料

こ元気「毛玉ケア肥満が気になる猫用」成分

ねこ元気「毛玉ケア肥満が気になる猫用」の特長

  • 毛づくろい等で飲み込んでしまった毛の排泄を助けるために、食物繊維を配合
  • サクサクおいしい食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • カロリー控えめな低脂肪設計(脂質:ねこ元気毛玉ケア比約75%、カロリー:ねこ元気毛玉ケア比100gあたり約25kcal減)

ねこ元気「避妊・去勢した猫の体重ケア」

まぐろ・かつお・白身魚・チキン・緑黄色野菜入り

ねこ元気「避妊・去勢した猫の体重ケア」の原材料

ねこ元気「避妊・去勢した猫の体重ケア」の成分

ねこ元気「避妊・去勢した猫の体重ケア」の特長

  • 避妊・去勢後の愛猫の筋肉の健康維持に配慮して、高タンパク設計(ねこ元気全成長段階用比約105%)
  • L-カルニチン配合
  • 体重ケアを考えて、脂質を約5%カット(ねこ元気全成長段階用比)
  • 避妊・去勢後の子猫期から対応した全成長段階用総合栄養食

ねこ元気「腎臓の健康維持用 13歳頃から」

まぐろ・かつお・白身魚入り

こ元気「腎臓の健康維持用 13歳頃から」原材料

ねこ元気「腎臓の健康維持用 13歳頃から」成分

ねこ元気「腎臓の健康維持用 13歳頃から」特長

  • 13歳頃からの愛猫の腎臓の健康維持に配慮。
  • サクサク食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • リンを制限した栄養設計(ねこ元気全成長段階用比約65%)
  • 噛みくだきやすいうすい粒

ねこ元気「腎臓の健康維持用 15歳頃から」

まぐろ・かつお・白身魚入り

ねこ元気「腎臓の健康維持用 15歳頃から」原材料

ねこ元気「腎臓の健康維持用 15歳頃から」成分

ねこ元気「腎臓の健康維持用 15歳頃から」特長

  • 15歳頃からの愛猫の腎臓の健康維持に配慮
  • サクサク食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • リンを制限した栄養設計(ねこ元気全成長段階用比約60%)
  • ナトリウムの含有量を調整
  • オリゴ糖を配合
  • ビタミンE強化で健康維持により、免疫力を保ちます(ねこ元気全成長段階用比約475%)
  • 噛みくだきやすい小さなうすい粒

ねこ元気「腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかに」

まぐろ・かつお・白身魚入り

ねこ元気「腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかに」原材料

ねこ元気「腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかに」成分

ねこ元気「腎臓の健康維持用 20歳を過ぎてもすこやかに」特長

  • 18歳頃からの愛猫の腎臓の健康維持に配慮
  • サクサク食感のかつおのうまみ入り粒が入ってとびつくおいしさ
  • リンを制限した栄養設計(ねこ元気全成長段階用比約55%)
  • ナトリウムの含有量を調整
  • オリゴ糖を配合
  • ビタミンE強化で健康維持により、免疫力を保ちます(※約500%)
  • 噛みくだきやすい小さなうすい粒

*原材料・成分については公式サイトを参照させていただきました。

ねこ元気シリーズの特長として悩みから選ぶことができることと「シニア」の種類が充実していることが挙げられます。

ねこ元気Q&A

ねこ元気 お魚ミックスは全年齢対象となっていますが、ずっと同じ量で食べさせても大丈夫でしょうか。

育ち盛りなら、標準より少し多めに食べても問題ありませんので、更に欲しがるようでしたら与えてあげてください。

シニア猫用フードに〇歳頃からと表記されていても、個体差がありますので、猫の様子を見て早めにシニア用に切り替えてあげてもよいと思います。

同じフードを与える場合は、成猫の1~2割減を目安にしてください。

猫の年齢の目安

猫は1歳半で人間の20歳に相当すると言われています。そこから1年ごとに4歳プラスをした年齢が猫のおおよその年齢となります。
そうすると猫の年齢が11歳のとき人間でいうところの60歳、シニア世代と言えるのではないでしょうか。

人間の老いと同じで、11歳でも若々しい猫もいれば、老化が始まっていると感じる猫もいますので、フードの切り替えも様子を見ながらになります。

ねこ元気と銀のスプーンは似ていると思うのですが違いは何ですか?

同じユニ・チャームから発売されている商品だからなのでしょうか、確かに似ていますよね。
比べられることも多いかと思います。

原材料に関してそれほど変わりはありません。

銀のスプーンは脂質、エネルギー量が少し高めになっていますので、活発な猫や育ち盛りの猫に選んであげてもよいかと。

銀のスプーンに関してこのサイト内でも詳しく分析していますので、そちらもご覧ください。

銀のスプーンの口コミで「猫の身体に良くない」って本当?原材料・成分の安全性は?

ねこ元気の総合評価と「まとめ」

ねこ元気の総合評価
★☆☆☆☆

このサイトではねこ元気を星一つと評価しました。
日本製でとっても身近なキャットフードだけに、原材料を調べてみたらショックが大きかったです。
美味しく食べている猫さんも多いですし、低価格帯で飼い主様も使いやすいと思いますので、もう少し不安な部分を取り除いていってくれたらうれしいです。

最後にねこ元気を選ぶ際のメリットとデメリットをまとめましたのでご覧ください。

メリット
・食いつきが良い
・価格が安い
・500gずつに分かれている
・異なる味が1袋に入っている=飽きない
・総合栄養食
・下部尿路の健康維持に配慮
・シニア用の年齢設定が細かい
・ビタミン、ミネラルのバランスがよい

デメリット
・穀類が主原料
・合成着色料が使用されている
・お魚ミックスでも魚介類の使用が少ない
・アレルギー体質の猫は注意が必要

コスパや口コミを見れば高評価のフードです。
キャットフード選びで飼い主様が評価のどこを重視するかだと思います。

この記事を書いた人

吉本順一(ペットフードアドバイザー1級取得)

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