猫って、どちらかというと暑さより寒さに強いイメージありませんか?
しかし、童謡の「雪やこんこ」では、
犬は喜び庭駆け回り 猫はコタツで丸くなる🎵
という歌詞の通り、猫は寒さに弱いのかもしれません。
実際のところどうなのでしょう?
猫の寒さ対策!猫が快適に感じる適温はどのくらいなのでしょう?
猫の体温は38度~39度です。
抱っこして「熱あるのかな~」と感じることがあると思いますが、人間の平熱よりも2,3度高いので熱く感じるのです。
では、猫が気持ちいいと感じる適温は、
18度~26度
と言われています。
人間とほぼ同じですね!
ということは、特に猫のために冷暖房を調整したり気をつけなくてもいいのかな、と思われるかもしれませんが、それではこのブログ終わってしまいます(笑)
猫に快適に過ごしてもらうための注意点
以下に該当する場合、注意が必要です。
飼い主が外出しているときにはどうすればいい?
ちょっとしたお出かけなどであればそれほど気を使わなくてもよいのですが、仕事で日中まるまる外出となると、エアコンなしの部屋で猫ちゃんたちは長時間すごさなくてはいけません。
エアコンをつけっぱなしにするという方法もありますが、これだとちょっと電気代が心配ですよね。
でも、市販のエアコンのほとんどが、「2時間後にON、5時間後にOFF」といった2段階のタイマー設定ができません。
仕方なく「3時間だけONにしてあげよう」みたいな感じで、外出前に妥協してエアコンのタイマー設定をしている方も多いのでなないでしょうか。
そんな、お悩みを解決してくれそうなお役立ちグッズを紹介しますね。
プログラムタイマー付きエアコンリモコン
エアコンの入り時間と切り時間を同時に設定できます。
かなり助かります~
寝苦しい夏の夜などにも活躍してくれそうです!
ご興味がある方は、ご自宅のエアコンに適合するか事前の対応メーカーのご確認はお忘れなく!
こたつを使う際の注意点
こたつの中の温度は25度~35度です。
「弱」で25度ですが、これだと人間はちょっと物足りず、「中」の32度ぐらいの設定が多いと思います。
で、そうなると、猫の快適な温度である18度~26度を大幅に上回ってしまいます。
まあ、熱くなったら猫も出てくるでしょう、と猫自身が温度調節を小まめにしてくれるといいのですが、ぐっすり眠っちゃって気が付いてみたら脱水症状に近い状態になったり、稀に低温やけどになる心配もあります。
猫にこたつを使わせる場合は、こたつのスイッチの温度調整は「弱」とし、人間が少し物足りないくらいの温度設定が望ましいです。
あまりにも長時間、猫がこたつから出てこない場合は、インターバル的に外へ出して上がるか、スイッチを「切」とよいと思います。
まあ、人間は衣類で調整が効きますので、ある程度自分を犠牲にし、猫ファーストの配慮を心がけることが猫とこたつの良い関係を生む秘訣ですね。
トイレや水飲み場も適温にしてあげましょう
人間も冬のお風呂の脱衣場などエアコンが効いていない所では、思わず寒さで震えることもありますが、猫も同じです。
猫のトイレがエアコンが効いていない場所などになると、猫的にも「あそこは寒い」とおしっこや水分補給をぎりぎりまで我慢してしまいます。
その結果、脱水症状や膀胱炎、尿道の病気にかかるリスクが増してしまいます。
猫ちゃんの健康維持のためにも、トイレや水飲み場は快適な適温空間内に設置するようにしましょう。
一緒に布団で寝ていない
冬の夜は冷えます。地域によっては氷点下になることも珍しくありません。
エアコンをつけっぱなし、という手もありますが、夏に比べて冬は寝ている間に暖房器具をそれほど使いません。布団の中がポカポカしますから、あまり必要ないですよね。
で、猫ちゃんたちですが、飼い主と一緒にポカポカ布団の中で睡眠ができていればよいのですが、大半の猫はそうはいきません。一時的に布団の中に入っていたとしても時間がたつと出て行ってしまいます。
夜の猫の防寒対策として定番としてはホットカーペットでしょう。
夜の猫の防寒対策のド定番はホットカーペットです。
長時間使うことを念頭に開発されていますので、ほのかにちょうどいい感じで温めてくれます。低温やけどなどの心配も不要。電源コードも噛み切れないように対策されていますので、よほどの噛み切り魔的な猫ちゃんでなければ安心です。
猫用のベットと組み合わせてもいいですね♪